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 写真は「海神別荘」。首飾と腕輪によるアクセサリです。 もちろん、その名は泉鏡花から頂いておりますそうで…… ☆★☆ 10月２１日仏滅 【繰り人の金策】 浅ましい話でございます。 繰り人の金策につきあわされてのこの処遇。 オークションにて、てっとりばやくお金を得ようというその魂胆が情けない。 繰り人ときましたら、今週末のボークスのスタンダードフェアでいま、頭の中が いっぱいになっているようで、おかげで我らは店に戻ることすらできずにおります。 お客様をお待たせいたしまして、大変申し訳ありません･･･ さて、そのようにして、繰り人が必死になって何をしているのかと申しましたら･･･これが、 先も申しましたとおり、金策なのでございます。 どうやら、どうしても新作の人形のしかも限定バージョンが手に入れたいようで。 それまでもっておりました本なども質にいれて、必死のありさま。 おそらくは今週いっぱいが山場であるのでしょうが、つきあわされる私どもも、 尋常ではありません。 我らをおいてはあれやこれやと飾りを作り、これをオークションにて販売して、 少しでも小銭を得る算段のようです。 それでなくても繰り人は、すべてのパーツヘッドを一度は手にしてメイクしてみたいと かねてより申しておりました。 基本のヘッドパーツがなくなるのはかなりの衝撃だったようで。 持ち合わせの許す限り、この買い置くつもりであるようですが･･･これも、なかなか。 秘蔵の市松「椿」をも売りに出すかという勢いに、みな、戦々恐々としております。 そろそろ、繰り人のもうひとつの副業の方のイベントに向け入稿を控えておりますはずですのに、 このようなことで無事に事が運びますのかどうか。 それにしても、あの人はあれほどにひとつのことに執着すると他が見えなくなるその勢いたるや･･･まるで重戦車。 まことに恐ろしいとしか表現しようがありません。 我等の抵抗など、あってなきがごとしでございます……ハァ…… ☆★☆ 下は「らごう」。頭上を飾る宝曼と首飾よりなっております。 らごうはアスラの王。不死の首にて普段は見えず、日食月食を 起こすと申します。  |
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