2月24日 十文字の里
人間だから間違う!
(白い手)&桜木  
(白い手):
 だから人間でなく、魔に肩入れすることもあるって?
 人間だから、間違う事もある。
そりゃ、あんたに同情しないじゃない。

 でも、魔が人間を食料にしてるのは、否定しようのない事実なんだぜ?
 あんたが好き嫌いって理由で護った魔が、明日、どこかの子どもを食っちまうことだってあり得るんだ。
 そんとき、その親は誰をどう恨めばいいってんだよッ?

 この世界は人間のもんだろう!
そして、あんたは人間なんだろッ?
 なら、一体、どういう答えを出せばいいのか、そんなのすぐにわかる話じゃねぇか!
 やっぱり、あんたは生かしてはおけない思想の持ち主だ。
 この手で……滅する!
Date: 2005/02/28/04:41:51   [200]

それが寛容!
桜木  
桜木:
 あなたの仰るとおりだ。
きっと、私のようなものは、あなたに殺される存在の筆頭にあげられてしかるべきものなんです。

 迷われる事はない。
最初から、その手にお委ねしています。

 私は………正直、怖いのかもしれない。
いつか、この身が、何かの機会で。解決したつもりでいる憎悪を解凍させたらなら、いったい、どのようなことをしでかすのか……自分でもわからない。

 いま、この時でも、あなた方が一郎太君をさらい、果心堂さんを殺そうとしているという事に、どす黒いものが鎌首をもたげてくるのを、時々押さえられなくなりそうになる………!

 誰も害さないためにこの山に籠もったのに、そこにあなたは入ってきてしまわれた。これが何かの啓示ならば、私はここであなたに殺されるべきだということだったのだと思いましょう。
 ………さぁ!
Date: 2005/02/28/04:51:23   [201]


それでも………
(白い手)&桜木  
(白い手):
 (一度は桜木の頭を両の手で押さえようとするが………できない。その掌を桜木の肩にのせる)
 …………ッ。

(殺せない自分を罵るように。苛立ちが背後から桜木にも伝わる)

桜木:
(目を細め………そっと、掌を、肩の上の掌に重ねる)
 だから………私もまた、迷うのです。

人間も、みな、ひとおりではない。
 私を殺せぬ、あなたのような人もいる。
だから………私は、選ぶことができない。
 そう。どちらも選べないんです……… 

(空を厚く覆っていた雲がのっそりと、一所から裂け、異様な速度で左右へ分かたれるように晴れわたりはじめる。宝石のような蒼い夜空に、冴え冴えと顔を出すのは……満月!)

(白い手):
 な………何か、来た。何かわからねぇが、無茶苦茶に………荒っぽい奴が。
 何だ?……ち!

(桜木から手を引き)

 あんたは後だ!
そんだけ死ぬ覚悟をしてくれてるんなら、後でいつでも始末させてもらえそうだしな。
 とにかく……ありゃ、魔なのかッ?
あんなとてつもねぇ前触れを引き連れてお越しとは……
 くそ、先にあれの正体をつきとめて、狩る用意をしとかねぇと、こっちがえらい目にあう!
(桜木の背後から、その気配が消える)

桜木:
(空を見上げて、立ちあがり。少し、涙目になりながら)
 もう………遅いから、いろいろといらない覚悟してしまったじゃないですか。
 兄上は………待ちくたびれましたよ。
(表情がみるみるほどけ、肩をおとす。これ以上はないという微笑み)
 早く顔をみせて下さい………涼。
あなたが、私のバランスを保ってくれる、この世で唯一の存在なのだから。
Date: 2005/02/28/05:11:46   [202]

あ……ありえん〜!!!
ま、マタ作……  
☆★☆ ☆★☆ ☆★☆

 ありえへん………ッ!
すんまへん、終わりませんでした……ッ!!
 く………明日ッ。
明日、イサクVS涼で落着………
 す、す、すんません〜ッッッ!!!
(格好悪すぎる〜!!!)

 ぎっさん、喋りすぎやねんて………
2週間近く監禁してた反動かね(滂沱)
Date: 2005/02/28/05:15:54   [203]

来たな
果心堂  
果心堂:
 ぬ……
(みるみる現れる月を仰ぎ、飄々と)
 ようやく、来たか。

 あいかわらずの派手好きめ(苦笑い)

つきあわされるこちらの方が、恥ずかしくて、顔が赤らむわ。
Date: 2005/02/28/21:14:17   [204]

行ッくぞ〜!!!
マタ作  
☆★☆ ☆★☆ ☆★☆

 本日こそラスト!!!
行ッくぞ〜!!!
Date: 2005/03/01/04:30:23   [209]



あー、楽しかった
しげにょ  
アリュテ:
(屋敷の庭にて。満月の下、和服に身を包んで空を見上げる)
今頃みんなてんやわんやだよねぇ。まあ、ボクには関係のないことだけど。求められてもいないのにアイツのいるところに行くなんてまっぴらごめんだしね。・・・結末が気にならないことはないけれど・・・・・・
まー、でも呼ばれることもないか。有坂はそんな雰囲気じゃあなさそうだし。
でも、人間ってやっぱり愚かだよねぇ。何で争うのかなぁ・・・。まあ、人間がこうでなくちゃボクたち悪魔は存在意義がなくなっちゃうからそれでいいんだけど。
それにしてもいい月だよねぇ・・・・・
(空を見上げ、クスクスと笑う)

□■□■□■□■□■
マタ作さま〜!私もヤバイくらい覗きに来てますよぉ♪ついに桜木さんがBBSに登場!ってなもんでパソコンの前で変態になってます。もうすぐラストですね〜っ。無理はなさらずに頑張って下さいねっv小説verも楽しみにしてます♪
一体王子がどげん感じで登場するのか・・・(笑)そんな王子はやっぱり今回も女装でした(苦笑)
Date: 2005/03/01/04:28:25   [208]

横入りエルフ(スミマセン…ッ)
エナ  
*その頃、或いは別の時間
(白い月。冷え冷えと、色味が無い。屋敷・店舗共に人の動く気配は無し。時計の秒針の打つ音が聞こえる)
 ハルディア:(一見寛いだ姿勢で座り、外を見ている)
 「…彼女と別れたのも、こんな月の日だったか」
(聴覚を鋭く遣る。布団を敷いて眠っているウィズの寝息が聞こえる。続いて、鶯・燕及び屋敷の周辺へと警戒を広げる)

「…静かなことだ。ここは、全きに。
 …落ち着かないほどに」

********
…コレ、新規書き込みで早々に下げてくださいませね?(まず最初に・笑)
とりあえず「見てます」のエールだけでも!というか、解析をしたら怪しまれそうなほど来させていただいております; 果心堂さん素敵…!!あああ桜木さんだぁっvvv(←…)
ファイナルと、総集編(?)のアップデートも楽しみにしておりますよ〜!頑張って下さい!
Date: 2005/03/01/01:28:31   [205]

ありがとうございます〜!!!
マタ作  
 うわッ!
嬉しいことを………ッ!!!
 エナさまッ、では小説版では、店の護りはずっとハルディアさまにお任せしていたということにしておいてよろしい、ということと………理解いたしましてよっ、私ッ!!!(あぁぁ……)
 うっとし……瀬蓮クン、華恋ちゃん、そしてヴィーさまが楽しげにお茶の支度などしているその背後を、静かに、でも鋭い瞳で見守るハルさま………あぁぁぁッ。
 なんでオレがこんなことをという思いは自嘲とともに、って奴ですよねッ。苦い微笑みの浮かぶ目尻に、柔らかな光が宿っており、その光こそが、彼の魂の彼たるが所以………ッ。
 あぁぁぁッ!!! ハルさま、かっこえええぇぇぇッ!!!
(し、小説版、下書きあがったら、一度、読んでみてやって下さい………ッ、イメージ変えないように、精一杯努力いたしますので………ッッッッ!!!)
Date: 2005/03/01/03:40:22   [206]


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