|
イサク
http://imbbs3.net4u.org/3/sr3_bbss/4660storydoo/246_1.jpgM_openBrWindow('http://imbbs3.net4u.org/3/sr3_bbss/4660storydoo/246_1.jpg','window','scrollbars=no,width=359,height=532');return false;">
イサク:
(掌を桜木に向けて、数秒を経て。………ゆっくりと、顔色を変え、手を引く)
………な?
|
Date: 2005/03/04/01:05:42
[246] |
|
イサク
http://imbbs3.net4u.org/3/sr3_bbss/4660storydoo/247_1.jpgM_openBrWindow('http://imbbs3.net4u.org/3/sr3_bbss/4660storydoo/247_1.jpg','window','scrollbars=no,width=370,height=381');return false;">
イサク:
(微笑んで、涼を見下ろした桜木を凝視して)
なぜ、平気な顔をしている?
私の手から……この「神の手」から……逃れられるものなど、何人たりとも、おらぬはず!
|
Date: 2005/03/04/01:20:40
[247] |
|
(EmptyReference!)桜木
|
http://imbbs3.net4u.org/3/sr3_bbss/4660storydoo/248_1.jpgM_openBrWindow('http://imbbs3.net4u.org/3/sr3_bbss/4660storydoo/248_1.jpg','window','scrollbars=no,width=320,height=471');return false;">
桜木:
(自分のことを泣きそうな顔でみあげた涼を、安堵させるように頷いてのち、横顔を静かに、厳しくして)
………だからあなたは、大きく目の開いた盲人だというのだ。
この山をこれだけ満たしている、ありとあらゆる、すべてのものに気が付くことすらできないなんて。
この山では、木の葉一枚、砂一粒も、無意味なものはない。すべてに……私の父や母の想いが宿る。
それは、一日や二日でこめられたものではなく……父や母は、また、その父母に。連綿とつらなり、今の我等に受け継がれてきたもの。
それは、あなたの持つような特別な力に比べれば、ごく小さなもの。
けれど………小さなもの、そのすべてで私を護り、けして、あなたに私を害させない。
あなたは、その力の使い方を間違っている………だから、ただ、幸あれかしという、私の父母の平凡な日々の祈りにすら、勝つことができない。
この場所では、あなたは、けして、私たちを害せない。
|
Date: 2005/03/04/01:53:32
[248] |
|
(EmptyReference!)桜木
|
http://imbbs3.net4u.org/3/sr3_bbss/4660storydoo/249_1.jpgM_openBrWindow('http://imbbs3.net4u.org/3/sr3_bbss/4660storydoo/249_1.jpg','window','scrollbars=no,width=370,height=363');return false;">
桜木:
(イサクの殺気を帯びた凝視を、静かに、受け止め、見返して)
この山の護りを受ける以上、もはや名乗らないことは許されますまい。
我が名は………十文字鷹也。
滅びゆくさだめたる十文字の血を護るもの。その………最後の主。
不死の鷹を護るもの。
そんな……けれど、名ばかり大仰なくせに、確かに私は自分でこの身一つよく護らぬ、力無い、ただの人間です。
でも、あなたにはけして殺されない。
……あなたに破れることはない。
|
Date: 2005/03/04/02:10:58
[249] |
|