| 有坂
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有坂: 法王庁! 思い出した、あの外人……ッ! 何が三度逢っている、だ! 覚えているか、そんな昔の話……ッ! とにもかくにも、姫さまを見つけねば! おそらく姫さまは、何もご存知ない! くそ、この有坂が、この醜態! 兄君さまの事も、あの男が無関係なはずがない! ヒントなら幾らでもあったはずだ。それを、みすみす。 くそ……ッ 姫さまはまだご無事か? どこだ……ッ?
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Date: 2005/02/21 |
| 有坂
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有坂: そうだ、知っている。 逢ったことがあるぞ。 忘れようもない。 父の仕事で住んでいたドイツのあの古い町の平和を願う集いで、ローマ法王のお越しがあった、あの時だ。あの時は、街自体がお祭り騒ぎだった。私も学校を代表して法王にご挨拶する数名の中に数えられていた。晴れ舞台を、アリュテさまは自慢げにしてくださったっけ。
あのとき……アリュテさまが見せてくださった。 法王の側近たちのなかで、ひときわ幼い、私と同じくらいの年の二人の少年を。
右手の甲に、ソロモンの封印を直接描かれた双子だ。 神にもっとも近い騎士団の、最年少の団員だと言われていた。 誇らしげな彼らを、少し、羨ましく思った。
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Date: 2005/02/21 |
| 有坂
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有坂: だが、姫さま。 神に一番近かかったはずの騎士団の、彼らは、
もう……!
イサク:
そうか。……4度目、だったとは恐れ入った……。
おまえとは、よくよく、縁があるのだな。
そう、見たい顔でも、ないのだが。
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Date: 2005/02/21 |
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マタ作
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ひぇぇえ………ッ!あと一日分進んでおかないと駄目だったのにッ(大汗) 格好悪いなぁ、満月過ぎてしまう……! しげにょさま、アリュテさま、思い切り いじってしまいました………、ごめんなさいッ!!! ほんとに、書き直しますので、どうかあれこれ御注文くださいませね!!!
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Date: 2005/02/21 |
【Next】(2月21日(月)涼様備忘 へ)
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